仕事に追われながらも家では子育て。
パパとしての責任を果たそうと日々頑張っているのに、なにかうまくいかない・・・。
そんなモヤモヤした気持ち、あなたも感じたことがあるのではないでしょうか?
この記事では、30〜40代の働き盛りのパパが抱える「育児ストレス」の正体と、少しでも心がラクになる解消法を、実体験を踏まえてご紹介します。
育児ストレスを感じているのはあなただけじゃない
「イライラしてしまって子どもを怒鳴ってしまい自己嫌悪・・・」「子どもの泣き声を聞くだけで疲れる・・・」「頑張ってるのに妻に責められている気がする・・・」
実はこれ、僕自身が育児初期に感じていたリアルな気持ちです。
ネットやSNSでは「イクメン」なんて華やかな声もありますが、現実はもっともっと泥臭いものです。
これを読んでいる皆さんもご承知の通り、育児は想像以上に体力も精神力も削られるものです。
多くのパパさんが内心「しんどい」と感じながらも、それを口に出せず我慢しています。私ミカンも同じパパとして世のパパさんを尊敬します!
でもまずは、「自分だけじゃない」と知ることが第一歩。育児をする上で、ストレスを感じるのは自然なことなのです。
なぜパパも育児ストレスを感じるのか?その主な原因
1. 睡眠不足と疲労の蓄積
夜泣きや早朝の世話で慢性的な寝不足。自分のペースでことが運ばないのはこの上なく疲れるものですよね。我が家も娘・息子共に夜泣きが激しいタイプだったので、当時はかなりやられていました・・・。
妻の手前仕事から帰っても休めず、体力も気力も削られていく様は、まさに終わりが見えない疲労ループです。
2. 役割に対するプレッシャー
「家族を養わなきゃ」「育児も家事も協力して頑張らなきゃ」と背負うものが多い現代のパパたち。一家の大黒柱として、家族を守る責任を感じますよね。
しかし周囲の期待に応えようとすればするほど、大きなプレッシャーに心が追い詰められていきます。
さらに仕事で何かトラブルや繁忙期を迎えたりすると、気持ちの逃げ場がなくなってしまいがちです・・・。
3. 自分の時間がない
子ども中心の生活になり、趣味やリフレッシュの時間が激減。私も子どもが生まれてから趣味だった釣りやゴルフの回数がほぼ無くなりました・・・。独身時代が懐かしい・・・w
休日も子どもや家族との時間主体ですので、一人で何かに没頭する時間がどうしても減ってしまいます。これに関しては奥さんの方が顕著ですが・・・、それ故に「釣りに行かせてくれ」なんて口が裂けても言えませんでしたw
最終的には「自分ってなんだったっけ?」と感じ、もの思いにふけることも。
4. 夫婦間のすれ違い
これはどこのご家庭でもあるあるなのではないでしょうか?
育児の大変さや感じ方にズレがあり、つい思ったことが口や態度に出てしまい喧嘩に。
「自分ばっかり頑張ってる気がする」と、ストレスの矛先がパートナーに向くことも。心に余裕がなくなってくると起きがちで、我が家も何度もドンパチやらかしました。
【体験談】ストレスで限界だった僕が変われたきっかけ
僕が育児ストレスで限界を感じたのは、長女が生後半年になる頃でした。
夜泣き、休日の抱っこ、お風呂、深夜のミルク、洗濯のたたみもの……「ちゃんとやらなきゃ」と思えば思うほど、空回りして疲弊していました。
特にしんどかったのは、「妻からの感謝が感じられない」と思い込んでいたこと。
今思えば、僕の方が妻の大変さに気づけていなかったのですが、正直その頃は「俺、仕事もしながらこんなに頑張ってるのに!」と思い込でいました。
転機になったのは、たまたま行った地域の子育て講座で、同じように悩むパパさんたちの話を聞いたことでした。どのご家庭からも同じようなエピソードや苦労話が出てきて、「あ、自分だけじゃないんだ」とホッとして、それから少しずつ肩の力を抜けるようになったのをよく覚えています。
今日からできる!パパの育児ストレス解消法5選
1. 完璧主義をやめる
「ちゃんとやらなきゃ」「失敗しちゃいけない」という思いを捨てるだけで、グッと楽になります。
こちとらパパ1年生!毎日が未知との遭遇です。育児は何事も“うまくいかない”が前提です。当時私は60〜70%くらいの完成度ならOKと言い聞かせていました。
2. 1人時間を確保する
10分でもいいので、自分だけの時間を作る工夫を。
通勤中に好きな音楽を聴く、出勤時や帰宅前にコンビニでコーヒーを飲むだけでも気分転換になります。個人的にはコンビニのコーヒーを飲みながら10分読書をするのが、安らぎのひとときでした(車通勤だったので車内で)。
3. 他のパパとつながる
SNSや地域の子育て支援などで、同じような立場の人と話すだけで心が軽くなります。
私は接客業をしていましたので、いろいろな境遇の親御さんのお話を聞く機会がありました。
他のパパのリアルな声は、意外な安心材料になります。SNSも気軽でいいですし、身近な人の話は特に響きました!
4. パートナーと“感謝”を伝え合う
育児をしていく上で何より大切なのは奥さんや家族との良好な関係です。「ありがとう」は最強のコミュニケーション!ずっと一緒にいるとなかなか改めて言うのも照れくさくなりますが、些細なことに対してもなるべくたくさん言うようにしています。
言葉にすることでお互いのモヤモヤが緩和していくのを実感していけると思います!
5. 心と体を整えるルーティンを持つ
軽い運動、早寝早起き、深呼吸、朝のコーヒーなど。忙しくて時間も余裕もないのは百も承知です!だからこそ自身のライフスタイルやリズムに合ったルーティンを作り出すと、気持ちの安定を図りやすくなります!
育児と仕事の合間にもできる“小さな習慣”を繰り返すことで、ストレスに強い体と心をつくります。
夫婦で乗り越える!パートナーとの協力体制の築き方
1. 「察して」はやめて言葉で伝える
夫婦とはいえ、あくまで他人様。気持ちや感情を100%汲み取れるものではありません。「疲れてるのに」「なんで分かってくれないの?」と思う前に、素直に言葉で伝えることが大切だと思います。
逆もまた然りで、相手の気持ちにも耳を傾ける姿勢や時間を意図的に作ることで、より良い信頼関係につながります。
その際に「いつもありがとう」と言葉を添えられるとなおいいですね!
2. タスクを“見える化”する
お互いの役割を育児・家事等含めて決めておくのも効果的です。その上で、お休みやイレギュラーな日程の際に「今日は夜のミルクお願い!」「明日はお風呂お願い!」といった具体的な分担があると、もめごとが減ります。それでも細かいやることは随時出てきますが、まずは大枠の持ち場が決まっていると時間の使い方も効率的になります!
家族で共有できるカレンダーやToDoアプリのおすすめです。ちなみに我が家では「Time Tree」というアプリを活用しています。夫婦お互いの予定や子どもの行事など、いつでも確認できるようになってとても便利です!
3. 週1回は“夫婦ミーティング”を
5〜10分でもいいので、週に1回、育児や家庭のことを話し合う時間を設けてみましょう。
愚痴も不満も、定期的に出せばストレスの予防になります。育児に関わらず、仕事やプライベートにことも含め、とにかく共有することでお互いの距離感と気持ちは軽くなります!
我が家は子どもたちを寝かしつけた後の夫婦ふたりの時間をなるべく取るようにしており、たわいもない話から深刻な話まで、いろいろ話をしています。
まとめ:パパだって悩んでOK。少しずつ肩の力を抜いていこう
育児ストレスに悩むというのは決して珍しいことでも恥ずかしいことでもありません!
むしろ、それだけ子どもや家族のことを真剣に考えている証拠だと思います。
「しんどい」と思ったときこそ、自分を責めず、周りを頼っていきましょう。
完璧じゃなくていいんです。子どもと一緒に、パパも少しずつ成長していけばいいんです!
私も偉そうにこんなブログ書いてすが、まだまだパパ4年生の未熟者です。読者の皆さんとも一緒に成長していきたいと思っています!
このブログ「パパ育LOG」では、これからも等身大の育児体験や、パパならではの視点で役立つ情報を発信していきます。
あなたの子育てライフが、少しでもラクになりますように。
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