【結論】「察する」のではなく「言葉にする」が夫婦円満の鍵!小さな工夫が大きな違いに
子育て真っ只中のパパのみなさん、最近こんなこと感じていませんか?
「なんだか夫婦でイライラする…」
「ちょっとしたことで喧嘩になってしまう…」
「なんとなく会話が減りすれ違い気味に…」
実はそれ、育児中の夫婦なら誰もが通る“すれ違いの壁”なんです。
でも、ご安心ください。
「ちょっとしたパパの工夫」で、夫婦のイライラは大きく減らすことができるんです。
この記事では、私自身が子育てしながら実践して「これは効果があった!」と感じた夫婦関係改善のアイデアを、パパの目線でご紹介します。
最後まで読むことで、「何に気をつければイライラを防げるのか」「妻とのより良い関係性の保ち方」「すぐにできる具体策」などがわかります。
なぜ子育て中は夫婦がイライラしやすくなるのか?
ではそもそもなぜ育児中の夫婦はイライラしがちなのでしょうか。我が家もかなり体感していましたし、なんなら今もそうなってしまうことも多々あります。
① 圧倒的な「時間のなさ」
まず確実に言えることは、パパもママも仕事・家事・育児などで忙しく、次から次へとやらなければいけないことがあることです。共働き家庭共なるととにかく忙しいです!1日24時間では足りないのでは?とも思えてしまうくらいです。
夫婦がお互いに自分のことで手一杯になってしまうと、相手への思いやりや敬意が薄れてしまがちです。
② 「自分ばっかり…」という不満
・「なんで私ばっかり家事育児してるの?」
・「俺だって仕事で疲れてるのに…」
お互いに「自分だけが大変」と感じると、不満が積もってイライラが爆発しやすくなります。家の中で起きていることは夫婦2人の共通の課題であり、2人ともやるべきことです。その根本がいつの間にか「自分ばっかり・・・」となってしまうんです。
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③ 夫婦間の「コミュニケーション不足」
育児世帯の生活はとにかく子どもが中心。子ども中心の生活になると、夫婦間の会話が「今日は帰り何時になる?」や「おむつ替えた?」と業務的なものばかりになりがちです。子どもが生まれる前や結婚前の付き合っていた時期は、もっと他愛もない会話がたくさんあったはずなのに、いつの間にやら必要事項しか口にしまくなってしまったり・・・。
この状態が続くと、夫婦間の心の距離が知らず知らずのうちに広がってしまいます。
育児中の夫婦すれ違いがもたらす“危険サイン”
我が家も何度も経験していますが、夫婦間のすれ違いから発展したケンカの前兆はいろんな場面で起きています。その前兆や危険サインにはどんなものがあるのでしょうか。
1. お互いに感謝がなくなる
夫婦間の会話の中に「ありがとう」が減ってきたら黄色信号と捉えましょう。
日常が当たり前になり、「してもらって当たり前」「やって当然」といった感覚に陥りつつある状態です。お互いに感謝を伝え合わないと、「してあげたのに・・・」というような相手へのイライラだけが募っていきます。
また、この夫婦の姿は子どもの教育上もあまりよろしくありません。子どもが「ありがとう」を言葉にする習慣を奪ってしまうリスクが潜んでいます。
2. 会話が減る・LINEの返信がそっけない
夫婦間のすれ違いサインはLINEなどの連絡ツールにも現れます。気づけばLINEは「了解」「わかった」だけ。我が家は「今から帰る」や「OK」などの文言入りのスタンプのみでの業務的なやり取りしかなかった時期も・・・。合理的で悪い訳ではないですが、その習慣の積み重ねが危険サインレベルまで発展しがちです。
LINEのみならず、家庭での直接の会話も減っていくと、さらに心の距離が広がっていってしまいます。
3. 子どもを介してしか話さない
「〇〇ちゃんが泣いてるよ」「おむつ替えた?」など、子どもきっかけの話だけになっていたら危険サイン。お互いの仕事のことやなんでもない話が減れば減るほど、溝は深まるばかりに。
付き合っていた頃のようにとはいきませんが、このままでは夫婦としての関係が希薄になってしまうリスクがあります。
パパができる!すれ違いを防ぐ5つの工夫
ではそんな危険サインを改善し、より良い夫婦関係を作るためにはどうしたら良いのでしょうか。
①「察する」のをやめて言葉にする
夫婦とはいえ他人様。「言わなくてもわかるでしょ」「察してよ」はNGです。
「ありがとう」「ごめんね」「助かったよ」——こうした言葉をきちんと伝えるだけで、夫婦関係は大きく変わります。長年連れ添ったオシドリ夫婦ですら完全に相手を察するのは無理な話です。言葉や行動で伝わって初めて相手への敬意や愛情が伝わるものだと思います。
私はこの手の原因が元で妻と何度もケンカしてますので、かなり意識して「ありがとう」と「ごめん」を言うようにしています。初めの頃はなんだか照れくさいですが・・・日を追うごとに妻の反応が明るくなっていくのを感じました!
② 「俺はやってる」は封印!家事育児は“当たり前”マインドに
こちらも“あるある”ですが、「俺だって頑張ってるのに!」のスタンスは夫婦喧嘩におけるの火種の筆頭候補です。
家事育児におけるパパの目指すべき姿は“手伝う”ではなく「共同でやるもの」という意識です。奥さんと同じ土俵・目線で家事育児を見るマインドにシフトしていけるのが理想ですね。
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③ 定期的な「夫婦だけの時間」を作る
毎日育児に追われ、自分の時間もままならないことが多いのが現実ですが・・・。ほんの10分でもOKです、夫婦2人だけの時間を作りましょう。
・子どもが寝た後にお茶を飲みながら会話(お酒が好きなご夫婦なら晩酌も◎)
・一緒にドラマや映画を見る
・週末に散歩やカフェ
ライフスタイル上なかなか難しいこともあるかと思いますが、夫婦間でできそうなことを見つけて時間を作ってみましょう。夫婦だけの時間があるだけで、心の余裕が生まれます。
我が家は週に1度程度ですが、子供達を寝かした後に晩酌をします。お酒の力も借りつつお互いへの思う所や日頃の感謝、仕事やこれからの家庭の話などをすると意外な本音を聞けたりもします。この時間はとても有益だと思います。
④ 相手の“得意”に目を向ける
人はどうしても相手の「できていない部分」「至らない点」に目がいきがちです。マウントを取る訳ではないですが、自分のできるレベルを基準に相手に求めてしまうものです(家事育児に限らず、仕事においても)。
でも、敢えて「相手の得意なこと」「助かっていること」に意識と目を向けてみましょう。自分が苦手と思ってることをフォローしてくれていたり、気づかないことをたくさんやってくれているものです。そこに目が行くようになると、「ありがとう」が自然と増えていきます。
夫婦はチームワークですので、お互いの不得意を補い合っていけると理想ですね!!
⑤「完璧」を目指さない
家事も育児も完璧に「全部やろう」「ちゃんとやらなきゃ」と思うとストレスが溜まりいずれ爆発します。個々に得意不得意もありますし、7〜8割の出来栄えで合格点くらいの気持ちが気楽です。
「ま、いっか」「ほどほどでOK」のゆるい気持ちも大切で、この考え方や価値観を夫婦間で事前に共有しておくともっと効果的です!。
私ミカン自身のリアル体験談
私ごとではありますが、実際に我が家で起きた夫婦間のケンカや打開策の事例を赤裸々にご紹介します。
【体験①】産後、妻との大喧嘩!感謝を伝えられず大反省
第一子誕生後、産休育休に入った妻に育児を大部分丸投げに。新たに増えた家族を養うため僕は仕事ばかりでいき勇んでいました。その結果、育児に意識が向くのは夜ぐらいでほとんど関われず…。
そんな日々がしばらく続いたある日、いきなり妻が涙ながらに「私ばっかり…」と大爆発!「育休中だから育児は基本よろしくね」的なスタンスがものすごく不満だったようです。
産後のメンタルの不安定さや全てが初めて尽くしで不安いっぱいの育児のプレッシャーを汲み取っておらず、荒れに荒れました。家族のために仕事を頑張るというこちらの言い分もありましたが、グッと飲み込んで妻の話をしっかり聞いたり、率先して関わる意識をしました。
そしてその一件以来、毎日「ありがとう」を伝えるようにしました。
【体験②】夫婦の“プチ会議”でストレス激減!
幸い我が家の子供たちは夜スムーズに寝付くことが多かったので、無事寝かしつけた後は晩酌しながらプチ会議を行なっていました。「今日も1日ありがとう」「お互い大変だよね」と冷静に話し合う機会を作ったことで、イライラの蓄積が激減していくのを実感しました。
こういった時間を設けることで、自分が知らない妻の育児努力や考え方にも触れられますし、時には家計の話や仕事の話などもできたりして、夫婦間の連携を取る大切な時間となりました。
時に飲み過ぎ・食べ過ぎな日も出てしまいますが・・・w。そのあたりはご愛嬌ということで。
【体験③】「プチおでかけ作戦」で夫婦仲もUP
子どもが小さいので遠方や長期の旅行はなかなか難しいので、近所の公園・カフェ・ドライブなど、家族で「非日常」を味わうリフレッシュ作戦を定期的に行っています。未満児がいたりすると基本自宅で過ごす日が多くなってしまうので、ほんの少しでも外の空気に触れたり足を伸ばすだけでも気持ちが大きくリフレッシュします。
我が家は田舎風景の中に自宅がありますので、自宅横の芝生スペースでポップアップテントやレジャーシートを広げてプチピクニックをよく行います。気候のいい時期なら裸足で走り回ったりボール遊びもできますし、親も童心に還って楽しめますよ!
そういった時間を作ることで夫婦の会話も自然と弾みますし、写真や動画を撮って思い出を溜めていくこともできました!
イライラしない夫婦になるために今日からできること
1. まずは「ありがとう」を言う
良好な夫婦関係を保つ上で一番簡単かつ効果抜群の魔法の言葉、それが「ありがとう」です。お互い完璧でないし、至らない点ばかりなのは百も承知です。でもそこに相手への感謝や敬意があれば一緒に頑張ろうと思えるものです!
2. 1日1回「相手の話をしっかり聞く」
忙しくても「5分の対話」を習慣にするだけで、相手の気持ちがわかり合えます。タイミングはご家庭ごとにやりやすい時間帯があるかと思いますが、その時間がルーティン化していくとお互いの気持ちのズレや不満・不安の種を早期発見できます。細やかなコミュニケーションの積み重ねが大切ですね。
3. 「怒りの温度計」を下げる
どんなに理論武装して対策をしていても、お互いやはり人間です。瞬間的にイラっとしたり怒りが込み上げることもありますよね。そんな時は「まず深呼吸」「相手を責めず、状況を伝える」といった意識に切り替えることが大事です。
ビジネスでも使えるノウハウ「アンガーマネージメント」にも、“まずは6秒間を置く”というものがあります。イライラや怒りに突発的な感情を乗せると、ことが必要以上に大きくなりがちです。1歩引いた視点で相対すことができたら理想的ですね!
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まとめ:すれ違いは小さな工夫で防げる!
育児中はイライラしてしまうことなんて当たり前。でも、ちょっとした声かけや思いやり、会話の習慣で、夫婦の関係は大きく変わります。
すれ違いを防ぐのは、特別なことではなく、日々の小さな積み重ねです。
パパだからこそできる工夫、ぜひ今日から試してみてくださいね。
このブログ「パパ育LOG」では、子育てパパの悩みに寄り添うリアルな情報を発信しています。
次回もぜひお楽しみに!
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