【結論】知育は「難しく考えず、日常の中で遊びながら」が成功のカギ!
子育て中のパパのみなさん、“知育”と聞くとどんなイメージがあるでしょうか?なんだか「難しそう」「時間がない」「意識高い系」といった感覚ないでしょうか。
実は、知育は日常のちょっとした工夫で十分効果を得られるし、楽しく簡単に行うことができるんです。
共働きで忙しくても、パパが“主導”で関われる知育のコツを掴めば、子どもの成長にしっかり関われるます。
この記事では、私自身が共働きパパとして実践してきた「おうち知育」のアイデアを、失敗談も交えながら紹介します。
この記事を読めば、知育の考え方、簡単にできる実践法、子どもとの向き合い方がわかります。ぜひご一読ください!
そもそも「知育」とは?パパが関わる意味
知育=「考える力・感じる力」を育むこと
知育というと「勉強の先取り」や「英才教育」のような部類と思われがちですが、
本来の知育は「自分で考える・工夫する・感じる」力を育てることを意味します。
つまり、習い事をしたりたくさんの教育への投資をしなくても、遊びや日常の中で十分育むことができるんです。
子供への教育方針はご家庭ごとにそれぞれですが、まずは基本的な「自分で考える力・感じる力」を自然に養っていけるのが理想です。その上で更なる教育がプラスαで積み上がるものだと私は考えています。
なぜパパが主導するのが大事なのか?
子供に対する知育を考える上で、パパが率先して関わっていくことが大切な理由には何があるのでしょうか。
- ママだけに育児を任せると、夫婦間の負担に差が出る
- 子どもは「お父さんの遊び方」から学ぶことも多い
- 仕事ばかりだと「子どもとの距離」が広がりやすい
一般的にパパは仕事で子供との関わる時間がママと比べて圧倒的に少なくなりがちです。だからこそ、短時間でも「パパ主導」の関わりが増えることで、子どもの成長にも家族の絆にも効果的が出るんです。
共働きパパでもできる!簡単おうち知育5選
① 積み木・ブロック遊びで「考える力」と「集中力」を伸ばす
子供のおもちゃの代表格である積み木やブロックは、子どもが楽しみながら「形」「バランス」「想像力」を育めることができる最高の知育アイテムの一つです。触れて形や素材の感触を感じながら、置いたり積んだり。型にとらわれず自由な発想で遊べるので、親としても子どもを客観的にみているだけで楽しめます。
【ポイント】
・パパも一緒に「どうやったら高く積めるかな?」と声をかける
・壊れたり壊しても否定しない!試行錯誤や行程を楽しむ
子どもにとって積み木やブロックは積んだり形を作っていくだけでなく、壊す行為も大切な体験です。せっかくパパが積んだのに・・・派手に壊されて「オイッ!」て思ってしまいますが、積み木が崩れる音や様子を感じ取るのも立派な知育の一環です。こういった遊びの中で子どもは「挑戦する心」を育てます。
② 絵本の読み聞かせは「親子の心の知育」になる
「絵本の読み聞かせはママの役目」と思っていませんか?
実はパパの声や読み方は、子どもにとって新鮮で、イメージ力・語彙力を伸ばす効果がママよりも高いと言われています。幼児心理学や脳科学でもそういう研究結果が出ているそうで、我々パパが積極的に読み聞かせを行うことは知育としてもとても効果的です。
【読み聞かせ時のポイント】
・セリフに感情を込める
・「どう思った?」「このあとどうなる?」と拡大質問してみる
棒読みよりも感情移入して抑揚のある読み方がより良いそうです。読み聞かせながら随時感想やどう感じたかを質問するのも、子どもの創造性や表現力の幅を広げるのに効果的です。
1日にたった5分でも十分効果があるので、可能な限り絵本の読み聞かせをパパ主導で行っていきましょう。
③ 生活の中の「数・色・形」クイズで自然に学びに変える
目まぐるしく育児に追われてすぎる忙しい日々。そんな毎日でも「ながら知育」は可能なんです!それは子どもとの何気ない会話の中に、クイズのように質問を織り交ぜるだけ。例えば・・・、
・スーパーやショッピングモールの駐車場等で「赤い車いくつ見つけられるかな?」
・食卓の準備をするときにお手伝いしてもらいつつ「お皿は何枚必要かな?」
・カレンダーを一緒に眺めながら「今日は何曜日?」
といったように、質問を意識的にしていくだけで子どもは必死に考えたり観察するようになります。そんな習慣が、「自分で考える力」や「先を予測したり想像する力」が養われていきます。
④ ごっこ遊びは「コミュニケーション力」と「想像力」を伸ばす
お店屋さん、お花屋さん、おままごと、ヒーローごっこ——
大人から見ると「ただのごっこ遊び」でも、子どもにとっては社会性・表現力・問題解決力を育てる場になります。子どもなりの世界観でなりきっていたりするので、パパさんは目線を我が子に合わせて全力で付き合いましょう!
【ごっこ遊びのコツ】
・大人もノリノリで演じる、大人的な目線は捨てる
・「このあとどうしようか?」と子どものアイデアや発想を引き出す
とにかく恥ずかしがらずに楽しむのがポイントです!パパのノリノリさに比例して、我が子のテンションやごっこ遊びの入り込み方が変わります!
⑤ お手伝い体験で「やってみたい!」を応援
料理、洗濯、掃除…家事は最高の知育のチャンスです!子どもたちはある年代から急激に大人のやることに興味と「自分もやりたい」熱が高まります。お手伝いしてもらいたいのはやまやまですが、子どもにお手伝いをしてもらい「やってみたい」を叶えると、作業効率が落ちるな・・・とか余計な手間が増えるな・・・と大人的に先回りして考えてしまいその機会を奪いがちです。
それでもその時間とキッカケを大切にして、
・レタスをちぎる
・洗濯物を分ける
・テーブルを拭く
などを温かい目で見守りながらお願いしてみましょう。どんなに些細なお手伝いでも、子どもにとってはパパやママから任された大仕事です。ほんのちょっとした「できた!」の成功体験の積み重ねが、自信を育て、考える→やってみる→達成するの好循環を生み出し、子どもの成長スピードを加速させます。
「知育=難しい」は思い込み!共働きパパでもできる理由
本記事の冒頭でも書いたように、「知育」と聞くと「難しい」「時間が・・・」「意識高い系」などといったイメージがあるかもしれませんが、仕事で忙しいパパでも絶対可能なんです。
◎ 短時間でもOK!
ただでさえ毎日忙しいパパさん。それでも1日5〜10分で大丈夫です。わずかな時間でも、子どもはパパとの関わりからたくさん学びとります。育児において小さな時間の積み重ねは、大きな成果に繋がります!
◎ 高い教材や特別な知識は不要
一般的に知育玩具や教材は高額なものが多いですよね。これにこの値段・・・?と思ったこと、私自身も多々あります。また習い事や教室なども知られていますが、本来知育は「子どもとどう関わるか」が重要で、お金や道具に頼らなくても十分可能なんです。
日常の中で、パパがどれだけ意識してきっかけ作りをしていけるかで、子どもが自然体で学び取っていく度合いが変わります。
◎ パパならではの遊び方が強みになる
パパならではのダイナミックな遊び、ユーモア、視点の違い——
いろんな部分がママと違う関わり方だからこそ、子どもの世界が広がります。子どもはパパからもママからもたくさんのものを学び取り吸収していきます。大まかな教育方針や方向性は夫婦間で揃っていた方がいいですが、アプローチはパパママで全く別でも大丈夫です。自分らしく我が子と関わっていきましょう。
我が家のリアル体験談:知育で変わった子どもの姿
1歳からの積み木→集中力UP!
うちの娘が当時1歳だった頃から、積み木を積み木らしく遊ぶようになってきました。最初は乱暴に投げつけたり噛んだりしていましたが、私たちが積み上げる様を見てだんだん真似するようになってきました。
最初はぐちゃぐちゃだった積み方も、続けるうちに
・積み方を工夫してバランスをとるように
・集中して15分以上遊べるように
と徐々に変化が。本人の身長よりも高く積み上げた時は、なんだか泣けてくるくらい嬉しかったのを今でもよく覚えています。
お手伝いデビュー→自己肯定感UP!
我が家はごく稀に私が夕食の準備をする時があります。そんな珍しいことが起きているのを娘も感じ取っているのか、やたらとキッチン周りでお手伝いをさせろと要求してきます。サラダ用の「レタスちぎり」をお願いしたら、娘は大喜びでやってくれます。
自分でできたことが嬉しくて、他にももっとお手伝いしたいという意欲が増しまていました。
さらには自分で手がけたサラダだけに、残さず食べるしパパママにも「美味しい?」と聞いてきます。自分がしたことに対する評価を素直に喜び、自信につながっている様子が見て取れるのもいい傾向だと思います。
絵本タイム→語彙力UP!
毎晩1冊読むだけで、知らない言葉をたくさん覚え、おしゃべりが一気に上手に。絵本の読み聞かせの絶対量に比例して語彙力が上がっていくのを実感しました。
どんな絵本でもいいですし、お子さんの好きな1冊を数分でもいいので一緒に読む時間を作っていきましょう。
なにより語彙力の向上以上に、私自身親子の時間が癒しになっています。
共働きパパでも「できる」知育の始め方ステップ
共働きであったりお仕事が忙しいパパさんでも、簡単なステップから取り組んでいきましょう。
Step1:時間を決める(1日5〜10分からOK)
Step2:子どもと一緒に「やってみる」
Step3:褒める&楽しむ
Step4:継続して習慣にする
大切なのは、形式ばったり完璧を求めるのではなくゆるく細々でも「続けること」です。

「継続は知育なり」です!
まとめ:パパだからこそできる「おうち知育」で、家族みんなが笑顔に!
知育は難しいことでも特別なことではありません。
パパが率先して関わることで、子どもの成長だけでなく、家族の時間も豊かに深まっていきます。
「できることから」「短時間から」で大丈夫です!
ぜひ今日から、パパだからこそできるもおうち知育デビューしてみませんか?
このブログ「パパ育LOG」では、共働きパパのためのリアルな育児情報を発信しています。
次回もぜひお楽しみに!
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