【結論】世界淡水魚水族館アクア・トトぎふは4歳&1歳連れでも安心!パパ一人でも楽しめる工夫が満載
共働きパパの皆さん、ワンオペでの子連れおでかけに不安はありませんか?
今回は、岐阜県各務原市に位置する「世界淡水魚水族館アクア・トトぎふ」(以下、アクア・トトぎふと略称)に2児を連れてワンオペでお出かけしてみた筆者の経験を基に、ワンオペお出かけの感想や見どころなどをご紹介します。
結論から言うと、アクア・トトぎふは子どもとのおでかけにとってもおすすめです!世界最大級の淡水魚を展示する水族館で、自然光あふれる展示やベビー設備も整っているので、初心者パパでも安心して楽しめました。

この記事を読むと、アクア・トトぎふの見どころから、開館時間・入館料・アクセスなどの基礎情報までしっかり理解できます。ぜひご参考ください!
世界淡水魚水族館アクア・トトぎふって?基本情報まとめ
常設展示の魅力ポイント
世界淡水魚水族館アクア・トトぎふは、木曽三川・長良川の源流から河口、そして世界の淡水域を再現した展示が充実しており、約220種20,000点の魚類・両生類を中心とした生き物を観察可能です 。 特に、筆者の地元を流れる長良川流域の鮎、そして世界最大級のメコンオオナマズやピラルクーといった淡水魚は圧巻の迫力です! また、「ゾウガメひろば」や「カピバラテラス」など、子どもがわくわくする仕掛けも多数あり、ファミリーでもカップルでも楽しめるスポットです!
開館時間・休館日(2025年8月時点)
- 平日:9:30〜17:00(最終入館 16:00)
- 土日祝:9:30〜18:00(最終入館 17:00)
- 休館日(河川環境楽園全体の休園日に準じ休館)
※2025年は4月14日(月)、6月16日(月)、7月14日(月)、12月8日(月) / 2026年は1月13日(火)、2月9日(月)、3月9日(月) が休館日です。
気象状況などにより、やむを得ず臨時休館になる場合もあります。公式ホームページをご参考ください。
入館料(2025年8月時点)
- 大人:1,780円
- 中高生:1,400円
- 小学生:900円
- 幼児(3歳以上):500円
我が家は娘(4歳)と息子(1歳)なので、子どもたちの入館料は合わせて500円というリーズナブルな価格となります。また、アクア・トトぎふには年間パスポートもあり、
- 大人:3,560円
- 中高生:2,800円
- 小学生:1,800円
- 幼児(3歳以上):1,000円
といった価格設定です。入館料2回分で何度も楽しめるお得な年間パスポートなので、娘の分を購入しまた気軽に遊びに来れる状態にしました!
ちなみに年間パスポートを持った人の同伴者は入館料が10%off(最大5名まで)になる特典や、館内のショップやレストランでの割引特典もあり、いつもと違うメンバーと来てもいろいろなメリットがある大変お得なパスポートになります!
アクセス・駐車場情報
アクア・トトぎふは愛知県と岐阜県の県境付近に位置し、車でのアクセスが特に便利です。
東海北陸自動車道の川島PA・ハイウェイオアシスに隣接しており、高速を降りずに入館できる嬉しい設計です。 また、一般道路からもアクセス良好で、岐阜市内中心部から国道21号経由で約30分、名古屋市中心部からは国道22号経由で約50分です。
一般道からの駐車場は1500台以上、高速からの駐車場は300台以上が無料で停めることができ、ドライブを兼ねての訪問に最適です。

4歳&1歳連れでワンオペ訪問した1日レポ
到着から入場、淡水魚観察へ
筆者がアクア・トトぎふに訪れたのは2025年のお盆真っ只中。当然世間はお盆休みですし、かなりの混雑を予想しておりましたので、OPENの9:30を目指して自宅を出発。案の定、駐車場までの道で少し渋滞しましたが、スムーズに駐車できました。早速子どもたちとベビーカーを連れて入場ゲートまで歩みを進めると、入場チケット購入のための行列が・・・。

さすがお盆、繁忙期です。屋外まで伸びた列に並びましたが、日除のテントが設置されており非常に助かりました。館内に入ればエアコンもしっかり効いており、熱中症の心配もなく過ごせました!

真夏の暑さ対策がしっかりされており、子連れでも安心です!
事前にチケットをネット購入もできるので、週末や混雑する時期はそちらがおすすめです。
20分ほど並び、無事入場チケットをゲット。エレベーターで4階へ上がり、いよいよ展示スペースへ!
アクア・トトぎふの常設展示スペースは4階から順に長良川源流〜河口、そして世界へと流れる構成になっています。随所にスロープなども完備しており、ベビーカーでも回りやすく親目線でも安心です。
4F~3F 長良川源流〜河口
エレベーター前のポーチを抜けると、屋内とは思えないほど開放的な空間が迎えてくれます。4F〜3Fは長良川の源流〜河口までの水域ごとの風景や生態を再現した作りで、魚や鳥類などを立体的な視点で観ることができます!水中から水面上を見上げる視点などは、子どもにとっても新鮮だったようで、ガラスに張り付いてまじまじと観ていました!
筆者の地元を流れる長良川流域の生態を再現しているので、懐かしさや親近感が湧き大好きなスペースです。自身も子どもの頃よく川遊びをしていましたが、まだまだ知らない生き物や環境が多いことに驚きつつ、単純に勉強になります。魚に興味なくても木曽三川界隈にお住まいの方ならかなり楽しめるのではないでしょうか。







◀︎カワウソの展示スペースを通る頃、ちょうど「ごはんタイム」だったようで、大変な賑わいでした。大好物の小魚を水中などにダイブして取りに行く様は、観ていて愛くるしく虜になります。
夏休み期間中ということもあり、小学生くらいの子どもたちが自由研究のために熱心にメモを取ったり写真や動画を撮っているのも微笑ましく、なんだかほっこりするひとときでした。
2F メコン川・コンゴ川・タンガニーカ湖
スロープを降りて2Fフロアへ来ると、一気に景色が変わります。メコン川・コンゴ川・タンガニーカ湖などの世界の生態系に触れる刺激的な空間です。






「さすが世界の河!」と思うくらい、展示されている魚類が一気にサイズアップします。ゆったり泳ぐその様は迫力があり、日本では馴染みのない多種多様な姿形をした魚たちが観れます。
子どもたちも言葉をのんでまじまじと観察していました。

偶然ですが、水槽内を掃除するスタッフさんもいて、子どもたちにはちょっとしたサプライズでした。
1F アマゾン川
そして1Fへ降りてくるといよいよクライマックス、アマゾン川の展示スペースへ。世界最大の大河は生物の宝庫で、カラシンやナマズの仲間を中心に世界で最も多い種の淡水魚が生息しているそうです。



見どころは「生きた化石」とも言われる全長4mにもなるピラルクー。上の画像では伝わりづらいですが、かなり大きくど迫力です。1億年もの間、その姿を変えずにきたと言われているそうです。なんだかロマンがありますね。
個人的にはアマゾン川流域に生息するルリコンゴウインコもおすすめです。こちらも世界最大級のインコだそうで、長い尾と青・黄の配色がとても美しい鳥です。娘もお気に入りで、長いことガラスに張り付いていました。
期間限定企画展・屋外展示
アマゾン川のスペースを抜けると、期間限定で開催されている企画展「毒の館へようこそ〜博士と学ぶ毒生物〜」という物々しいコーナーへ。



意外だったのはカモノハシに毒があることでした。イメージでは可愛らしい動物という認識でしたが、やはりまだまだ知らないことだらけですね。

◀︎クラゲは子どもたちにとっても非常に興味深く観察したくなる存在だったようです。まだ細かい生態などは理解できてないでしょうが、好奇心をくすぐられていたのは間違いないですね。

20代の頃、海でクラゲに刺された経験がフラッシュバックしました・・・汗
屋外には「カピバラテラス」「清流ふれあいプール」「ゾウガメひろば」など、エサやりなどの触れ合い体験も可能なエリアも。


ちなみにカピバラは中南米に住んでいる世界最大級のネズミで、現地の言葉で「草原の支配者」という意味なんだそうです。かわいい顔してなかなかの実力と異名を持つ動物なんですね。
エサやりは別途料金が必要ですが、普段なかなかできない貴重な体験なのでぜひチャレンジしてみてください!
館内のその他スペース
館内では生き物の展示スペース以外にもいろいろなブースが設けられています。






歩き疲れた体に休憩スペースとして嬉しいのが「TOTO LABO-トト・ラボ-」です。卓を囲んでゆっくりしつつ、スペース内にはたくさんの図鑑や書籍、そしてタッチパネルのクイズやお絵描きコーナーもあります。子どもたちも夢中で遊んでくれるので、その隙に大人もブレイクタイム!
多目的ホールでは「ものづくりワークショプ」を開催しており(2025年8月時点)、動物のうちわを作成できる体験コーナーが設けられていました。その他にもレストラン「AROWANA GARDEN」やミュージアムショップ「Fish Tank」があり、食事や休憩やお土産選びを楽しめます。

◀︎親的には嬉しいのか少し複雑ですが、広大なガチャガチャスペースも用意されています。興味や好奇心をくすぐられまくった子どもたちには、いつも以上にたまらないコーナーです。
イルカやペンギンなど高精度のフィギアが手に入るガチャガチャなどがある中、4歳の娘はなぜか「深海の生き物」というマニアックなチョイス。

どんなセンス?w
アクア・トトぎふが子連れに嬉しいポイント
今回ワンオペで2人の子どもを連れて水族館巡りをするにあたり、不安とプレッシャーを感じながら来場しましたが、想像以上に快適に回ることができました。その要因として、アクア・トトぎふは子連れファミリーの目線に立って設計・運営していると感じました。


館内も屋外もバリアフリー設計で、おむつ交換台や授乳スペースなどが各所に配置してあり、子連れでもストレスなく楽しむことができました。ベビーカーや車椅子の方にも優しい設計なので、幅広い方々にも行きやすい場所なのでなないかと思います。
パパ目線で気づいた工夫ポイント
ベビーカー&抱っこひもを併用すると快適
展示エリアは十分な広さがあるため、ベビーカーでも快適に移動できます。しかし混雑期で入場者が集中しているときなどは、ベビーカーに加え抱っこひもも準備すると更に安心です。今回は途中で4歳の娘が疲れて歩きたがらなかったのでベビーカーに乗せ、1歳の息子を抱っこひもに抱えて観覧しました。うまく併用すれば混雑時や階段でも柔軟に対応できますよ!
ちなみに我が家の抱っこ紐は、簡単かつ身軽なヒップシートのタイプを使用しています。保育園の送迎時などにも大活躍で、コンパクトに収納できるのも魅力です。
強いて言うなら、二人乗りの大型ベビーカーは小回りの兼ね合いなどで少し不便に感じるかもしれません。空いてる時期なら大丈夫かと思いますが、抱っこひもはおすすめです!
混雑回避のためには「午前の早め時間」が狙い目
今回我が家は、お盆という季節がらもありOPEN時間に合わせて向かったのが良かったです。世間は連休中なのでそれなりに混雑はしていましたが、アクア・トトぎふのスタッフさん曰くお昼以降の方が混むそうです。夏場は外が暑すぎるので館内で過ごしたいという方が集中するようで、午前狙いで入場するのがおススメです!
休憩場所を適度に挟むのが鍵
入場口で配布されている館内マップやホームページを参考にトイレ・おむつ交換台・授乳スペース・カフェなどの位置を把握しておくのがおすすめです。特に小さいお子様を連れている場合、子どもたちの「限界前に休む」という計画的な動きができ、パパ自身も気が楽でした。
まだ集中力のない1歳の息子は、早い段階で飽きてしまいがちでしたが、適度に休憩やおやつを食べさせながら進んだので、ぐずらず回りきれました。
まとめ:パパのワンオペおでかけでも、アクア・トトぎふは最高のスポット
いかがだったでしょうか。今回は筆者が4歳娘と1歳息子を1人で連れ歩き、アクア・トトぎふに行った体験レポをご紹介させていただきました。アクア・トトぎふは、
- 世界最大級の淡水魚展示で、子どもの「生き物への好奇心」を刺激
- 季節によって期間限定イベントも開催しているのでくり返し訪問したくなる
- 車でのアクセス・駐車場・館内設備・授乳環境が整っていて子連れにも安心
- 午前狙いのスタート・事前準備・館内図の把握で、疲れづらく快適に観覧できる
この記事を参考に、パパだけでも安心・楽しいおでかけが可能です。子育てに奮闘するパパたちにとって、「世界淡水魚水族館アクア・トトぎふ」は「行ってよかった!」「また行きたい!」と思えるスポットになるはずです。近隣の方はもちろん、遠出を兼ねての訪問にもおすすめです!
当サイトでは東海地区を中心に、育児世代におすすめなお出かけスポットをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
施設情報
【施設名】 世界淡水魚水族館アクア・トトぎふ
【住所】 〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453
【電話番号】 0586-89-8200
【公式サイト】https://aquatotto.com
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